これまでに様々な法律が改訂されてきましたが、今年になってから新たに改訂されたことに関しては、4月1日から追加されるアスベスト調査の報告が義務付けられることだと思います。今までは建物のアスベスト調査を行うかは本人に任されることが多かったのですが、これからは全ての建物などが対象になるので忘れないようにしましょう。4月1日以降に着工する一定規模以上となる解体や改造、補修工事を行う場合はアスベスト調査を必ずしなければならないと定められたこと、そしてその数値や分析結果を報告して漏れがないように伝えなければならないことが決められているのです。なぜこうした取り組みが新たに追加されたのかと言うと、日本が戦後まもなくの頃、建設ラッシュが巻き起こった際に大量のアスベストを含んだ建材が使用されるようになり、それが今になって身体に悪影響を及ぼす存在として驚異になってきているからだと言います。

アスベストを大量に体内に取り込んでしまうと様々な病気を引き起こす原因となり、咳やくしゃみ、全身の痒みや喉のイガイガなどが併発していき、最終的には喘息になったりアレルギー反応を引き起こす、または肺がんになる確率も一気に上がってしまうことになります。こうした悪影響を与えないようにしていくためにも詳細な調査を行って安全を確保していくことが重要になってくるので、政府が危機的状況と捉えて動いてくれたことは感謝しなければならないかもしれません。アスベストの調査のことならこちら