アスベストはかつて日本建築で積極的に使用されていました。石綿などと呼ばれており、繊維がきわめて細く、保温・断熱性が高いと考えてビル建築などで積極的に使用されていましたが、昭和50年に原則廃止されています。その後もブレーキパッドや防音材・断熱材など形を変えて多数使用されてきた経緯がありますが、2000年代にはほぼ原則製造が禁止されていました。なぜ石渡が危険なのか、その理由は繊維が細すぎて除去するときに飛散し、作業員が吸引してしまう恐れがあるからです。

作業員が吸引することで肺がんや悪性中皮腫のような死につながる病気になるリスクが非常に高いため、古いビルを解体する前にアスベストを使用しているかどうか、調査することが必要となりました。調査会社は専門に存在しているため、日本全国からの依頼を受けた経験から実績豊富な企業が少なくありません。依頼する前に確実に発見してもらえるかどうかだけではなく、室内環境や敷地内の環境だけではなく、除去を検討している工事現場などにも対応している企業へ調査依頼をすることで、作業員への健康被害を最小限に抑えることができるといいます。建築した年月により使用されているかどうかは大幅に異なりますが、廃止された後でも使用されている可能性はあるため、念には念を入れてアスベスト調査会社を入れることは重要です。

現場の状況などを説明したうえで見積もり依頼をすると、正確な金額を算出してくれます。